【PCゲーム紹介】World of Warships
World of WarShips(ワールド・オブ・ウォーシップス)の紹介
3回目のPCゲーム紹介として、今回はWarGaming.net(ウォーゲーミング社)が制作したWorld of WarShips(以下、WoWS)というタイトルを紹介していきます。
ウォーゲーミング社のタイトルにおけるWoWSの位置づけ
WoWSは主に艦艇による海戦を取り扱っている、「ストラテジーゲーム」に位置づけされています。WoWSの他にウォーゲーミング社からは、戦車による陸戦を取り扱っているWorld of Tanks(ワールド・オブ・タンクス)及び、航空機による空戦を取り扱っているWorld of WarPlanes(ワールド・オブ・ウォープレイン)と呼ばれるゲームタイトルを公開・運営しており、現実の国々が軍として保有している「陸海空」に対応するように、3種類のオンライン対戦ゲームが存在しております(軍関係以外もありますがココでは省略)。
また、私自身としては、WoWSの他にWoT(ワールド・オブ・タンクス)のプレイ経験があり(ワールド・オブ・ウォープレインのみ未プレイ)、どうやらこれら3シリーズのオンライン対戦ゲームは、ゲームラインナップごとにゲームの性質と言いますか、ゲーム自身のジャンルが微妙に違います。WoWSはアクション要素もございますが、ストラテジーゲームとしての性質も多く内包しています。
WoWSの勝利条件
WoWSは第二次世界大戦を舞台に登場していた艦艇を操り、敵が操作している艦艇を撃沈していき全ての敵艦艇を倒すか、ゲームマップ上の一定のエリアを制圧することで勝利となります(制圧戦においては細分化されています)。どちらにせよ、実際の対戦においては12隻VS12隻の合計24隻の艦艇でスタートしますが、半分以上の艦艇が沈没するのがほとんどです。しかしながら、エリアの制圧戦の場合については、自陣に引いて戦闘していたりエリアの制圧をサボっていると、ゲーム終了時に敵の艦艇より味方の艦艇が多くても、負けてしまうこともあります。
艦艇のグラフィックの再現度
完全な3Dグラフィックで描かれているWoWSに登場するさまざまな艦艇は、第二次世界大戦で参戦した艦艇を中心にして忠実に再現されており、参戦した国々の史実どおりのデザインの艦艇がリアルなグラフィックで登場しています。
登場する艦艇のクラス(2019年7月時点)
WoWSに登場する艦艇は「駆逐艦・巡洋艦・戦艦・航空母艦(空母)」の4種類です。潜水艦は登場しておらず、重巡洋艦と軽巡洋艦は巡洋艦としてまとめられておりますが、特定の国の艦艇ごとに各クラスで10種類近く登場するので、合計すると数百隻の艦艇が用意されております。WoWSにおいて、各クラスの艦艇が担う特徴を次のように述べます。
駆逐艦
駆逐艦は小型の艦艇であり、機動性に優れ一発あたりのダメージが高い「魚雷」と呼ばれる武器を多数搭載しております。また、WoWSでは「被発見距離」が存在しており、一定の距離まで近づかないと、敵の艦艇を発見することができない仕様となっております。駆逐艦は小型であることから、かなり近づかないと発見することができず、近づきすぎると魚雷を打ち込まれる、ハイリスク・ハイリターンな艦艇となっております。
巡洋艦
巡洋艦は中型の艦艇であり、魚雷を搭載していながら比較的強力な砲塔を搭載している万能型です。魚雷を搭載してない艦艇も存在しますが、その場合、多くの対空砲を搭載しているなど、対空砲を利用して味方の艦艇をサポートしたり、砲撃戦を行ったり、更には魚雷戦までできる、マルチプレイヤーな艦艇となっております。
戦艦
戦艦は大型の艦艇であり、大きな砲弾を発射できる巨大な砲塔が特徴の砲撃戦に特化した、艦艇です。その代わり、機動性を犠牲にしており、また一発あたりのダメージは大きいが砲塔のリロード時間が戦艦のほとんどの艦艇で20秒以上あるなど、小回りのきかない艦艇です。そのため、WoWSにおいて駆逐艦を相手にするとかなり分が悪く、単独行動は全ての艦艇の中でも避けるべきでしょう。
航空母艦(空母)
航空母艦(以下、空母)は、上記3つのクラスの艦艇とは大きく異なり、主に操作するのは艦艇ではなく航空機を操ることになります。搭載している航空機も3つのクラスに分けることができます。まず「戦闘機」は、敵の航空機を撃墜する他、偵察を行うのに最適です。次に「爆撃機」は、巡洋艦クラス以上の艦艇に有効な攻撃機です。最後に「雷撃機」は、戦艦クラス以上の艦艇に有効な攻撃機です。
※最近のアップデートで、航空機の操作方法が大きく変わりました。
登場する艦艇の違い
上記の通り4つのクラスの艦艇が登場しますが、艦艇が作られた国によっても違いがあります。合計すると10以上の国と地域が登場しますが、この記事では、「日本・アメリカ・ドイツ・イギリス・ソ連」の5つの国ごとの特徴を掲載します。
日本
長所・・・魚雷の射程が長く、かつ速度が早い
短所・・・空母を除いて、対空砲が少なく航空攻撃に脆弱
アメリカ
長所・・・全ての艦艇で対空性能が高く、近くの艦艇まで対空砲で敵の航空機からサポートできる
短所・・・魚雷を装備しているのは駆逐艦と雷撃機のみ
ドイツ
長所・・・ほぼ全ての艦艇において、スピードが早い
短所・・・なし
イギリス
長所・・・巡洋艦が軽クラスのため、駆逐艦を含めて機動力が高く、偵察任務に適している
短所・・・戦艦でも砲門の直径が小さいため、砲撃戦では分が悪い
ソ連
長所・・・砲塔及び砲門が多く、砲撃戦に強い
短所・・・艦艇のスピードが遅く、魚雷の射程も短い
まとめ
基本プレイ無料のWoWSですが、課金すれば確かに艦艇が強くなりますが、マッチングシステムが同じ強さの艦艇同士で組み合わせをしてくれるため、明らかに強い艦艇が無双してしまうようなことは、出来ないようになっております。また、対人戦を行う舞台が海戦を扱っていることから、マウス操作が忙しいわけではなく、オンライン対戦ゲームの初心者でもすぐにゲームに馴染むことができると思われます。さらに、基本無料のゲームでありながら、グラフィックもトップレベルで艦艇や海を眺めているだけでも、時間を忘れることもあるでしょう。1回の対戦時間が、10分~20分あたりであるのも、なかなかポイントが高いです。
個人的におすすめですので、一度は是非、プレイしてみることを勧めます。
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