扇風機の風量と羽の面積は比例する

季節も夏が近づいてきており、日に日に熱くなってきていて暑さ対策のグッズを利用する人も増えているように思う。PCも同じく暑さ対策のためファンが付いており忙しく回っているかと思うが、今回の対象はPCではなくUSB扇風機について考えていきたい。

プロペラの大きさによる風量

扇風機やサーキュレーターなど、空気の流れを起こす電気機器は様々な大きさのものが販売されているが、基本的にプロペラ部分が大きければ大きいほど大きな風を起こすことが出来る。これはイメージしやすい。しかし、風の強さを決めるものはプロペラの大きさの他に回転数が関わってくる。プロペラを早く回せば回すほど大きな風を起こすことが出来る。つまり、大きな風を起こしたければ大きなプロペラがついている扇風機やサーキュレーターを高い回転数で回せば大きな空気の流れを作ることが出来る。

回転数による風量

もし、大きな羽の付いたプロペラが付いた扇風機やサーキュレーターを置くスペースが無い場合、小さいサイズのものでも代用できるのだが、回転数を増やす(風力の強弱)と別の弊害が出てくる。騒音である。特に、アパートなどのお隣さんにまで関わるようなものではないが、テレビの音量をいじったりするくらいの影響は出てくる。

高い回転数によるデメリット

筆者の場合、プロペラが小さいものを購入して使っており、風力が三段階で設定できるのだが「弱」なら特に気にならないのだが、「中」や「強」に設定すると音が気になることがある。ただ、「弱」でもしっかり空気の流れができているので、相当熱くない限り「中」や「強」に設定しないため、十分普段使うことができている。

※ちなみに、筆者が使用しているのは「Mini CLIPPING Fan(EHF-386BK)」という製品である。
https://www.yodobashi.com/product/100000001006070166/

クリップ付きのUSB扇風機

クリップの選び方にも注意が必要だと考えている。クリップの挟む部分が小さいのはディスプレイによってはすぐに外れてしまうだろう。筆者が使っているやつは十分すぎるほど、クリップが大きいので特に自然に外れて落下したりすることは今のところない。

エアコンとの組み合わせ

また、筆者の場合は、1Rのような部屋で暮らしていることもあり、家にいると殆どの時間をパソコンの前で過ごしているため、パソコンに付けられるようなものを探していたら、こういう場合ではクリップ付きのUSB扇風機がベターではないかという結論に至った。ディスプレイの端に挟んでしまえば、後はディスプレイの前に風が来るように調整すればずっと風が当たるようになる。結論を言えば、正解だった。お陰で、エアコンの設定温度を2,3度上げてもあまり暑苦しくなることはなくなった。

節電が出来る

パソコンもそうだが、エアコンも多くの電気を消費する家電である。電気代があまりに高い方は扇風機やサーキュレーターを組み合わせてみてはいかがだろう。もしかしたら、節電に貢献できるかもしれない。。。