FPSなどでの最適なグラフィック設定は低めにしよう
グラフィックにこだわりがあるFPSやオープン系のジャンル
現在発売されるパソコン向けの大型タイトルは、大体の場合、壮大でリアルなグラフィックが用いられることが多いと思います。このグラフィックを実現した状態でプレイするには、プレイヤーが操作しているパソコンのスペックが高いことが条件になります。特に、きれいなグラフィックをリアルタイムに描画することにあたって、大きな役割を担っているのがGPU(あああ)と呼ばれるプロセッサーです。通常、GPUはグラフィックボードと呼ばれる基盤に載せて、基盤ごと販売されています。一応、リファレンスモデルと呼ばれるイメージ図も発表されることがあるのですが、グラフィックボードは多くの企業がカスタム(VRAMの容量など)して、大きさやパフォーマンス・価格など、微妙な違いですが様々な仕様のグラフィックボードが各企業より、販売されています。
GPUのスペックによるパフォーマンスの違い
2021年11月の執筆時点において、NVIDIA社のGPUは「1000番台~3000番台」の製品が、コンシューマー(BtoC)へ販売している主力製品となっています。しかし、半導体不足などで販売価格が大暴騰しています。
従って、最新の高ランクなGPUを購入することはおすすめしません。それどころか、エントリーモデルと呼ばれる安めのGPUも、つられるように高騰している状態です。
エントリーモデルのGPUで高負荷のゲームをするには
だからといって、グラフィック精度の高いゲームが出来ないわけではありません。PCゲームの場合、「最低動作環境」と「推奨動作環境」が設定されており、それぞれ「ゲームが起動できる環境」と「ゲームがストレスなく動く環境」のようなイメージで著者は主観的に捉えています。そして、大抵の大型タイトルにはグラフィック設定がオプションから変更できるようになっているので、動作が重いと感じたら設定を落とすことでスムーズなプレイ環境にしています。
FPSで勝つために設定すべきこと
FPSなどのリアルタイムでコンマ1秒速い動作が必要とされるゲームの場合、負けてしまうのはプレイヤーではなくプレイしているパソコン(厳密にはGPU)のスペックが足りないことがあります。
ですが、コンシューマーゲーム機(任天堂・ソニー・マイクロソフト)の場合、ハードウェアは同一であるためグラフィック設定の項目が少なかったり、そもそも存在していない場合があります。しかしながら、パソコンでプレイしているのであれば、プレイ環境は人によって様々であるため、グラフィックを犠牲にしてゲームソフトのレスポンスを高めることで、勝てるようになることも場合によってはあります。
繰り返しになりますが、大型タイトルであればあるほどグラフィックが綺麗でありながら、グラフィック設定が細かくいじれるようになっていることが多いです。
グラフィック設定が、例えば「低・中・高」のように分けられている場合、エントリーモデルのパソコンでは「低」を選択してみると良いと考えます。もしくは5段階で「極低・低・中・高・極高」のような分け方をしている場合、エントリーモデルのパソコンでは「極低」を選択、ミドルレンジモデルのパソコンでは「低」あたりを、設定してみるとゲームのレスポンスが早くなり対人戦でも、勝てるようになるかもしれません。
※この記事は、ハードウェアによるゲームパフォーマンスの違いを指摘しており、ソフトウェアによる影響は度外視しています。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません