ご存知ですか?クランプ付きPC周辺機器が便利すぎ!

パソコンには、USBメモリやカードリーダーなどの周辺機器を購入して接続することで、新しい機能を追加することができますが、ほとんどがUSB端子を利用するため同時に多くの周辺機器を利用することが出来ません。解決策として、「USBハブ」と呼ばれる機器を入手してUSB端子のポートを、増設することでより多くのPC周辺機器を同時に利用することが出来るようになります。しかし、作業スペースが少ない場合「USBハブ」を置く場所に困ることもあるでしょう。

そんな課題を解決できる、クランプ付きのPC周辺機器がありますので紹介したいと思います。

クランプ付きUSBハブ

USBインターフェースの経緯

現在、PC周辺機器だけにとどまらずスマートフォンやタブレットなどにも搭載されているUSB端子ですが、元々は通信を行うためのインターフェースでした。最近になると、給電機能があることから、家庭にあるコンセントからUSB端子にインターフェースを変更するだけの機器があったりするなど、USB端子の需要の高さが伺うことが出来ます。もちろん、パソコンのUSB端子に接続しても給電機能の恩恵が受けられるので、パソコンのUSB端子に接続してUSB機器の充電をすることも出来ます。

このように、多様な機器に搭載されているUSB端子ですが、接続口(端子部分)の形状の種類は大きく分けて、「Aタイプ・Bタイプ・Cタイプ」の3つに分類されております。この内、AタイプとBタイプは差込口の方向(表と裏)が決まっておりますが、Cタイプは特に形状から見てもどちら向きにも差し込めるようになっております。Aタイプのインターフェースはパソコンで採用されていることが多い一方、Cタイプはスマートフォンなどのモバイル分野で採用されていることが多いです。
※ヨーロッパのEUにおいて、スマートフォンのインターフェースはCタイプに統一しようとする気運があるなど、一般的なものになりつつあります

数珠つなぎ

USBという規格は、数珠つなぎが出来る使用になっています。限界はありますが、やろうと思えばUSBハブに次のUSBハブを繋げることで、100以上のUSB機器を同時に接続することが可能です。

クランプ付きヘッドホンフック

イヤホンではなくヘッドホンやヘッドセットなどの機器を利用していると、パソコンで利用し終わったあと机の上に無造作においている方がいらっしゃると思いますが、このようなシーンでも使えるようにヘッドホンフックと呼ばれるアクセサリがあります。使用していない時には、フックに掛けられることから作業スペースを多くとることが出来ますし、誤って落とすことも少なくなるでしょう。

充実してきたクランプ付きPC周辺機器

クランプ式は机の端に引っ掛けるだけという汎用性の高さから、いろいろなPC周辺機器などが発売されるようになりました。ちょっと前までは全く見かけませんでしたが、最近(2021/10/12時点)では、キーボード・マウス・小物置き場など、ちょっとしたPCデスクにあとからカスタマイズするようなイメージで、機能を追加することが出来ます(流石にプリンタ置き場はありませんw)。今はおそらく発展途上であり、これからも様々なクランプ付きの周辺機器が発売されるようになるでしょう。